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『スタンドアップ』

『スタンドアップ』_a0021542_23202834.jpgまたまた平日の昼間に映画を観てきた。13時10分からの『スタンドアップ』。いつものシネコンは駐車場がいつもより混んでた。シネコンだけの駐車場だけじゃないんだけど、平日の昼間で何でこんなに混んでるんだろう?って思った。

20分前に劇場に入ったら誰もいなかった。プライベート状態を期待したんだけど、さすがにそうはいかなかった。客は女性が2人くらいとじいさん2人、おばさん1人に野郎の2人連れ1組って感じ。

平日の昼間だから客はこんなもんか。

詳しい内容は下に。

じゃ、また。





話の筋としては、生活のために炭鉱で働くことになったシングルマザーがひどいセクハラを受けて、会社に改善を訴えるけれど取り合ってもらえず、会社を訴えて勝訴を手に入れるっていう物語。頭では内容も分かってるんだけど、裁判で主人公に炭鉱を紹介した、病気で植物状態一歩手前の女性が壁をコンコンって叩いた場面で泣いてしまった。その女性の手紙の中の「まだ私は生きている」っていう言葉に感動した。

この映画のタイトルはアメリカでは『North Country』らしいんだけど、『スタンドアップ』の方がしっくりくるような気がした。裁判でいろんな人が次々と立ち上がるシーンに感動した。

細かいことを言い出せば、ちょうどいいタイミングでホッケー選手を辞めて都落ちした弁護士なんて現れるのか?とか、弁護士が都落ちしたのは仲間に裏切られたからなのか?とか、主人公に炭鉱を紹介した女性のダンナが主人公の息子に温かい態度に出てる理由は?とか、いろいろ疑問はあるけれど、それを言い出したら映画自体が3時間にも4時間にもなっちゃうのかもしれない。

息子のホッケーの試合で主人公がこっぴどく罵られる場面と、炭鉱を紹介した女性とダンナがキスしてる場面で、お互い信頼出来るダンナがいない立場と、子供が欲しくても出来ない立場が描かれてるのかなあなんて思った。

生きていくためには働かなきゃお金がもらえない。そのためには耐えなきゃいけないこともあるし、立ち向かわなきゃいけないこともある。独りでは変えられないことも仲間と手を取り合ってやれば変わることもある。そんな内容だったように思う。

もし主人公の最初の子供がレイプされて出来た子供じゃなかったら、裁判はどうなってたんだろうか?ふと、そんなことを考えた。

じゃ、また。
by toproad3000 | 2006-01-24 23:13 | 娯楽


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