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ハッスルマニア

ハッスルマニア_a0021542_20572594.jpg元彌、HG、デビュー戦勝利!

昨日、東海テレビでやってたハッスルハウスを観た。そう、元彌、HGがプロレスデビューをするとウワサだったあの大会である。

結果はゴングを読んで知ってた。プロレス専門誌としての評価も読んでた。だからこそ実際の映像を観たかった。

ターザン山本やGK金沢は大絶賛だった。編集長は疑問を呈していた。実際試合を観た俺の感想はアリなんじゃないの?って感じだった。今回でハッスルは新時代に入ったって言うけど、確かにその通りかなあと思った。今まではプロレスファンにしか通じないパロディーだったのが、今回は対世間って感じだった。

確かに長州、天龍はあの場にはそぐわないのかもしれない。ハッスルは新しいプロレス、エンターテイメントであって、長州、天龍は昭和の匂いがプンプンするレスラーだ。パワーホールが流れて何となく気持ちが高鳴ったり、天龍の暴れっぷりにスカッとするファンがあの空間にはそこまで多くはなかったんじゃないか。今や「長州」って言えば「小力」な時代で、「あの人、小力に似てる」って言われてもおかしくない。そういう意味で次回は長州と小力の競演が見たい

ただ、素人同士がプロレスをするのもまたちょっと違うような気がする。やっぱりレスラーがある程度手加減なしなところを見せてこそっていう部分が大きいと思うし、それでこその「プロレスの興行」だと思う。昔のプロレスを知ってる人間はレスラーが脇に置かれてる状況が許せないかもしれないけど、俺は主役が芸能人で、レスラーは脇でもいいと思う。ただ、その中でもレスラーのすごさを出せればそれでいいんじゃないだろうか。

さて、元彌の試合に関してはプロレスファンの視点から言えばなかなかよく出来たアングルだなあってこと。プロレスを理解していない一般人は元彌が勝つとは思ってなかっただろうけど、それがアリになるのがプロレスのリングなのだ。総合のリングとは違う。俺は例の「空中元彌チョップ」を観て笑ってしまった。これがハッスルの世界なんだって思った。やっぱりプロレスは「何でもアリ」なんだ。だからおもしろい。元彌が勝つことに疑問を感じて、そこをどうこう言いたい人間はプロレスを観ないほうがいい。

HGに関してはここまで出来るのか!って感じだった。学生プロレスっていうバックグランドがあるにしてもあそこまで動けるもんなんだって。ロープワークもさまになってたし、人工衛星ヘッドシザースとかも使ってた。ハードゲイってキャラだけじゃないものを見た。これならプロレスファンも納得って感じだ。

やっぱりハッスルはおもしろい、そう思った。

じゃ、また。
by toproad3000 | 2005-11-15 20:55 | プロレス、格闘技


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