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日本vsメキシコ

日本vsメキシコ_a0021542_17303136.jpgコンフェデ初戦、メキシコに2-1で負ける

「世界に向けた挑戦」と世間では位置付けられてるこの大会、初戦はメヒコが相手だった。メヒコのサッカーのイメージっていうとカンポスと「カニ挟み」ブランコくらいしかイメージがなかった。しかもFIFAランクが7位だなんて知らなかった。

試合の方は世間的には、ナカ~タのコメントに影響されるように「個で負けてた」っていう論評が多いようだけど、俺が観た感じでは、「日本にしてはよくやった」って感じがした。

確かに「個で負けない」っていうのは大切だとは思うけれど、ちょっとウェートをやったりちょっと当たりの練習をしたからってすぐには相手に競り勝てるようにはならないと思う。相手がヴィエリだったとして、ヴィエリ相手に競り勝てるようになれって言ってもそれはムリな話な訳だ。

前半は両チームとも、最終ラインをコンパクトにして、中盤での球の取り合いって感じだった。メヒコの球つなぎもうまかったけど、日本もそれなりに中盤で相手の球を奪う事も出来てたように見えた。

そして先制点。小笠原、加地、柳沢とカウンターでつないでの得点。日本にもこんな点の取り方が出来るんだって感じだった。珍しく加地のクロスもよかった。

前半の日本は今までと比べてかなりよかったと思う。動きの連動性もあったように見えた。ただ、俊輔は腰が悪いからなのか、相変わらず球離れが遅かったりして、精彩を欠いてたような気がする。

俊輔と代わった稲本はよかったと思う。積極的にゴール前に飛び出してた。ナカ~タも2トップ、3トップになってからはパサーとして、相変わらず視野の広さを見せてた。

でも、後半にももう少し周りが動いてればチャンスはもっと作れるんじゃないかなあとも思った。そういう隙をつけるような出し手はいる訳だから、大黒も玉田も、もっともっと動き回れないかなあってとこだった。

守備に関しては、ボンバーがいないからか、相手が高いからか、相手にフリーでヘッドを打たせてる場面が目立った。マークはいるんだけど、全然飛んでないから相手が自由に打てる状態になってた。これもメンバーを固定してたツケなのかもしれない。

ジーコ采配は珍しくまっとうだったような気がする。あまりよくなかった俊輔に代えて稲本、点がほしいところで大黒、玉田。玉田が出てきた時に、「今までのジーコらしくない采配だな」と思った。特に、大黒を入れて2トップにして、中途半端な感じだったナカ~タの役割をはっきりさせたのは素人目から見ても、よかったんじゃないかと思う。

最後に実況、解説、スタジオ。やっぱテレ朝じゃない中継は落ち着いて観れるね。ジョン・カビラも弟より断然落ち着いてるし、実況もそれなりだったし。解説も風間さんで、結構理論的な感じだったし。ただ、もう少し具体的な戦術面や動きの面での解説があるともっといいかなあとかは思うけど。

日本よりもドイツvsアルゼンチンが観たいけど、テレビでやんないかなあ。試験直前だからそうそう観てるヒマもないんだけど。

じゃ、また。
by toproad3000 | 2005-06-17 17:28 | スポーツ


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