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教科書検定

教科書検定と中国、韓国の反発

毎年この時期の恒例行事となりつつある教科書検定と中国、韓国の反発。またかって感じだね。前にも書いたかもしれないけれど、学校では歴史なんて単語の暗記でしかなくて、国語の文章みたいに細かい表現まで先生が気にして教えてはいないと思うんだよね。実際、中学、高校の歴史の授業って先生がプリント配って、そこの空欄に赤字で出来事書き入れて、それ暗記してただけだからね。

歴史の教科書の検定って教育現場のためにあるようなもんじゃなくて、日本政府の歴史観発表会みたいになってるよね。毎回毎回中国、韓国に対する部分に意見が付いて、それに対して反発されるっていうね。じゃあ中国、韓国はそういうものに対してどう改善すれば納得するの?とかも思っちゃったりもする。「日本はひどいことをした。だから現代を生きる我々も深く反省しながら生きていかなきゃいけない。」みたいな事を書けば納得するの?

人の批判ばっかりしておいて、自国の事は棚に上げちゃってるのもどうなの?ってとこだよね。特に中国。中国の教科書こそたぶん改善を要求すべき点がたくさんありそうな感じだけど。たぶん党が規制して日本みたいに公の場で内容を発表するような事はないんだろうけれど。

他の教科に関しては「ゆとり教育」を早速方向転換して、「発展的内容」を増やしたみたいだね。こういう部分って結局は「下に合わせるか、上に合わせるか?」って事になるんじゃないかな。俺はそういうコラム的なものが好きだから数学や理科の話でも目は通してたけど。

よく言われることだけど、学校で勉強する知識が社会に出てどれくらい役に立つのか?って考えると微妙な感じではあるね。国語に関してはかなり役には立ってると思うけれど、2次方程式の解の公式とか、三角形の重心とかって実生活では使う機会なんてないもんね。重要なのはそれを考えつく発想力を養うことなんじゃないんかな?

いっそのこと「統一の教科書」を使うことにしたらどうだろう?そうすれば使う教科書の違いで勉強する内容に違いも出ないしだろうから。

また来年もこの時期に同じような事で中国、韓国は抗議してくるんだろうな。

じゃ、また。
by toproad3000 | 2005-04-07 13:22 | 世間


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