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真夏のG1

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今年もG1の季節が来た。競馬ファンの人は、次はスプリンターズステークスまでないよって思うかもしれないが、そうじゃなくて、新日本プロレスのG1クライマックスである。

今年のG1は世代闘争の様相が強いような感じだ。54歳の天龍、闘魂三銃士の蝶野、第三世代の天山、永田、中西、西村、新闘魂三銃士の中邑、棚橋、柴田。

新日としては売り出し中の中邑あたりに優勝させたい(させる?)のかもしれない。でも、個人的には中西の大爆発を見たい。

俺が過去のG1で強く印象に残ってるのが、数年前の武藤を倒して中西が優勝したシーンだ。俺の記憶では中西の野人パワーが爆発して、予想外のマフラーブリーカー(相手の足を担いでアルゼンチンバックブリーカーの要領で足を伸ばしていく技)などを繰り出して優勝した。第三世代では初のタイトルだった。その頃の中西の試合はおもしろかった。

最近の中西は明らかに迷走していた。総合をかじってみたり、ジャーマンにこだわってみたり。やっぱり中西はナチュラルパワーを生かした試合が合ってると思う。

個人的には西村にも期待してる。ただ、多分西村優勝はないと思うが。

総合に傾きがちなプロレス界にあって、西村の無我スタイルは独特の存在感がある。インタビューの長さ、訳の分からない理論を含めて、俺は西村のプロレスが好きだ。

逆に、中邑や柴田、鈴木みのるのような格闘技色の強いプロレスはあまり好きじゃない。総合のリングでギロチンチョークで勝ったら、次のシリーズでギロチンを多用したり、サッカーボールキックで勝ったら、それを使ったり。そういうのはあまり好きじゃない。

それ以外の主な選手についても書いていきたい。まず、天龍。藤波や長州は「もうお前らの時代じゃね~よ」ってとこがあるが、天龍だけは別で、54歳になった今でも、雪崩式フランケンにトライするようなところが好きだ。

蝶野は三銃士の中ではあまり好きなほうじゃない。別に嫌いな訳でもないけど。

永田もそこそこ好きなくらい。

天山は結構好きな部類に入る。テンコジの方がもっと好きだったけど。

新闘魂三銃士の中ではやっぱり棚橋。純プロの匂いが一番するから。ただ、天山から指摘されてるように、オリジナリティーに欠けるところがまだまだかなって気がする。

今年も好カード多いと思うけど、やっぱり純プロ系の選手に優勝してほしい。

じゃ、また。
by toproad3000 | 2004-08-13 16:15 | プロレス、格闘技


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