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競馬教室⑤ ~調教~

人間でいう練習が競馬の調教にあたる。厩舎に入った馬は調教師の組んだメニューに沿ってトレーニングをする。ちなみに調教師ってのは馬を管理する人で、調教メニューを考えたり、使うレースを決めたりする人だ。

コースでの調教は調教助手が乗ったり、騎手が乗ったりする。若い調教師だと、調教師自身が乗る事もあるようだ。

実際にトレーニングセンター(トレセン)を観た事がある訳ではないので詳しくは分からないが、一般的な調教ってのは、ダートコースウッドチップコース坂路コースで行われる。あとはプールでの調教ってのもある。

まず、ダートコースってのは下に砂が敷き詰められてるコース。馬の調教ではよく使われるコースだ。

ウッドチップは木の細かいクズが敷き詰められてるコースで、どうやら馬の足元への負担が軽くなるらしい。

坂路コースってのはその名の通り、コースが坂になってる。下に何が敷かれてるのかは分からない。多分ダートかウッドチップだと思う。

あと、プールに入れるっていう調教もある。トレセンには馬専用のプールがあって、そこで泳がせる。円形のプールを回るっていう感じらしい。足元に負担を掛けずに心肺機能を高められるらしい。

あと、コースを走る上で、単走併せがある。

単走ってのは1頭だけでコースを走る事。

併せってのは2頭以上で同時に走る事。馬にレースが近い事を教えたり、相手と競わせる事で勝負根性(負けん気)を高めるっていう効果があるらしい。競馬界では藤沢厩舎の3頭併せっていうのが有名になってる。恐らく、それまでは2頭の併せ馬が普通だったのを、藤沢調教師が初めて3頭の併せ馬をやったから有名なんだと思う。今ではひょっとしたら3頭併せも珍しくはないのかもしれないが、そこんとこはよく分かんない。

調教は映像でしか観れないし、これくらいしか分かんない。

次回は全国の競馬場について。

じゃ、また。
by toproad3000 | 2005-06-07 17:25 | 競馬


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