人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ノスタルジー

ちょっと照れ臭くなるような表現かもしれないが、俺には青春の忘れ物をしたと思ってる(自分で書いておきながらなんか恥ずかしいむずがゆい表現だ)。

それは何かっていうと、中学や高校時代に女の子と付き合いたかったってこと。高校時代に部活に明け暮れるってのもまた青春なんだろうけど、それだけってのもなあとか思ったりもする。自分も相手も制服を着てるのが当たり前ってのはその頃だけな訳で、俺にとっては戻れない時間な訳だ。そういう若さあふれるような思い出みたいなもんがあったらなあとか思う。

女の子の自宅に電話して、相手の親が出て焦るってのも経験しておきたかった。俺の高校時代までは携帯なんて周りはほとんどもってなかった訳で、連絡は家電にしていた。1度だけ女の子の自宅にかけようとしたんだけど、勇気が出なかった。チキンっぷりを発揮してた。

あとは、卒業の時に友人達にアルバムに寄せ書きみたいな事を書いてもらった。そこそこ仲のいい女の子にも2人程書いてもらった。そのうちの1人の子は高校時代の部活の最後の試合を観に来てれてたみたいだった。俺は知らなかったんだけど。書いてもらった当時はあまり気にしてなかったんだけど、後々読んでみたら、「いつも元気なのが印象的だった。最後の試合かっこよかったよ」って書いてあった。ちょっとうれしかった。今まで、今でも、「かっこいい」とか言われた事がないから。

でも、時すでに遅し。卒業してからその子とは連絡つかないし、今どうしてるのか分からない。いもづる式に友人、友人って感じでつないでけば連絡は取れるのかもしれないけれど、そこまでしようとは思わない。大学時代に同窓会があったけど、その時も席が離れてて話してないし、まだその時は俺自身、寄せ書きの内容の事に気付いてなかった。

そういう時に何か行動してたら、気付いてたら、俺の今ってのは何か変わってたのかもしれない。過去には今更戻れないけれど。

じゃ、また。
by toproad3000 | 2005-04-28 10:54 | 出来事


<< 目線 ケン・マスイ >>