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オペラ座の怪人

昨日、『オペラ座の怪人』を観てきた。俺の周りの人間の評価は高かったけれど、感想としては、正直、微妙って言うのがホンネだ。

こっから先はネタバレするんで、これから先、観に行く予定のある人は読まないほうがいいかもしれない。

俺が1番なじめなかったのはやっぱりミュージカル映画っていう点。常々、テレビでタモリが言ってるように、「なんでセリフをいちいち歌で歌うのか?」って事を俺も実感した。ラブシーンなのに歌われても、その音楽と歌が邪魔でしょうがない。必要最低限のセリフとバックの音楽、または、セリフも音楽もなしにただ抱き合ったり、キスしたりするだけで充分に伝わると思うのだけれどどうなんだろう?

俺は芸術的なセンスってのがないから、歌がうまいかどうか?ってのも分からない。だから、そこを楽しむって事もできない。いちいちセリフが歌になるから上映時間も長くなる。人間の集中力の限界に近い上映時間の長さだったと思う。

そういう要素を除いて、ストーリーだけを考えても、イケメンのフィアンセを殺してまで美女を奪おうとした怪人はキス1回で納得してしまうのか?って感じだった。そこまで執念を持ってる男なら、そんな事だけで自分の欲望を抑えれるのか?って思った。

周りでは、「泣けたよね」っていう声も聞こえてきたけれど、俺は全然泣けなかった。期待をしてた訳ではなかったけれど、前評判の良さを聞いてただけに、ちょっとがっかりもした。

醜いものの愛が報われず、たった1回のキスで感情を鎮めれる男のストーリーを観て泣けるってのはやっぱり世の中純愛ブームなんだろうか?それとも、それになにも感動を覚えない俺が擦れてるんだろうか?

俺の感想としてはそんな感じ。

じゃ、また。
by toproad3000 | 2005-03-10 14:01 | 娯楽


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