人気ブログランキング | 話題のタグを見る

メンタル面

今日は俺なりに考えたメンタル面の話を書きたいと思う。

ある物事に向かう時の精神面の構造の段階として、モチベーションの段階と情熱、責任感の段階があると思う。

まずはモチベーションの段階。これは一時的に何らかの理由で物事に対する気持ちがなくなる状態。スポーツの世界でいう「切れる」状態。スポーツをやってた人なら分かってもらえると思う。格闘技でいう「心が折れた」状態。試合中に自分自身やチームが「ここぞ」って思った勝負所で相手に点を取られた場合、そこで集中力がなくなってしまって、この状態になると惰性でプレーをするようになって、その後に何点取られようが気持ち的には相手と大差になってしまうような状態。俗に言う少年が「キレる」とは意味合いが全く違う。

スポーツ以外で例えると、仕事面で何かしらの嫌な事が起きて、仕事をやる気がなくなったり、会社に行きたくなくなったりする感じかな。

ただ、ここで強調したいのは次に挙げる情熱、責任感の喪失よりは軽い段階だってこと。

さっきのスポーツの例なら、試合中に「切れて」しまっても、それが決して即そのスポーツを辞める事につながる訳じゃなくて、また何らかの方法で気持ちを切り替えて、次の目標を見据えてそのスポーツを続けるようになるだろう。

それに対して情熱、責任感の段階においてはもっと大きな問題になると思う。

よく、スポーツ選手の引退とかの理由に次の目標が見えないってのがあるけど、その種目の競技者であることへの情熱がなくなったってことだろう。いわゆる「燃え尽き症候群」ってやつだね。

そうなってしまうと、それを克服して今まで通りの競技者であることは難しくなるだろう。

その原因は次の目標が見えない事かもしれないし、「切れ」方や「心の折れ」方がよっぽどひどかったり、しょっちゅう「切れた」状態になったりしたりって事もあると思う。

一般的にモチベーション=動機付けって訳される事が多くて、俺の定義する2つの段階の両方を指してるのかもしれないけど、俺は2段階に分かれてると考える。

なぜ急にこんな事を考えたかっていうと、2日前に昔の会社の得意先の人からTELがあったから。前の仕事を辞めて4ヶ月経ったのにTELが来たので、ふと会社を辞める前の気持ちの事を思い出したからだ。

振り返ってみると俺は辞める前の1ヶ月半前くらいから責任感がなくなっていた。それまでの「切れた」状態が積み重なった結果だった。そうなってしまったことが自分で自覚できていたから「辞めたい」と言ったし、誰に止められようが関係なかった。

まあ、あんまし過去の話してもしゃ~ないからこの辺にしとこうか。4ヶ月も前の話だし。今は違うことに情熱を持ってるしね。

ところで、スポーツの世界で名監督って言われる人は「モチベーション」を持続させるのがうまいんだろうね。ふと、そう思った。

じゃ、また。
by toproad3000 | 2004-09-18 19:00 | 思考


<< 人間の成長 ついにストへ >>